子宮外妊娠の診断

子宮外妊娠の診断は、産婦人科医の頭を悩ませているそうです。診断が困難な場合多いという事ですが、例えば卵管破裂を起こして急激に全身状態が悪化した。というケースなら診断は容易です。しかし、卵管破裂が小規模、尚且つ腹腔内への出血が緩やか。というケースでは、なかなか診断が困難になるようです。

不思議な感じもしますね。子宮外妊娠の診断としては

1.妊娠している事の確認
2.子宮の中に妊娠していないこと or 子宮の外に妊娠していること の確認

上記2点でOK!の筈ですが・・・実際には簡単にはいかないのですね。

確かに、子宮の中に妊娠していないこと or 子宮の外に妊娠していること の確認、と簡単に言いますが妊娠している場所を確認する方法は?となると

経膣式超音波検査となるそうです。しかし子宮外妊娠の場合これが想像以上にやっかいらしいのです。

「子宮の中に妊娠していないこと」の確認
1. 超音波検査で子宮の中に「妊娠しているなら見えるはずのもの」が見えない状態である事
2. 妊娠反応が出ているのに子宮の中に妊娠しているなら見えるはずのものが見えないことが、子宮外妊娠か?という疑いを持つ第一歩です。

 しかし、胎嚢が子宮内に見えないことだけで子宮外妊娠と診断はできないです。

 1)排卵の時期が遅れて、子宮の中に妊娠していてもGSが確認できない時期<生理不順の人にはあり得るケース>
 2)子宮の中に妊娠しているが、発育が遅く、GSが確認できない場合<初期での流産の場合>

などでは、「子宮の中に妊娠していてもGSが確認できない」という事態が起こり得るので、「子宮内にGSが確認できない」という所見だけでは子宮外妊娠とは判断できない、ということになるわけです。

難しいですね〜

「子宮の外に妊娠していること」の確認
1. 卵管が通常超音波では描出されないらしいのです・・・
2. 卵管周囲には腸管があり子宮外妊娠部分が存在してもなかなかはっきりとは見えないらしいです。

つまり、ある程度以上の大きさになって初めて発見される、という事ですね。 結果としては「子宮の中に妊娠していないことを確認する」以上に難しいことと言えるでしょうね
あいうえお経済